
先日、野球の世界大会WBCが新型コロナウイルスの影響で延期が発表されましたが、その延期が日本代表メンバーの選抜にどのような影響を及ぼすのか、注目が集まります。
ここでは、次回WBCの日本代表メンバーを徹底予想していきます。
最短では2023年に開催予定
延期が発表されたWBCですが、最短では「2023年」に開催される予定です。
しかし、これはあくまで最短であり、新型コロナウイルスなどの影響次第では2025年まで延期となるプランも出ているようです。
2023年を仮定してメンバーを予想

順当に2023年にWBCが開催されると想定し、選出されそうなメンバーを以下のように予想します。
【2023年WBCメンバー予想】
〇鈴木誠也
〇吉田正尚
〇近藤健介
〇外崎修汰
〇源田壮亮
〇山田哲人
〇甲斐拓也
〇山本由伸
〇千賀滉大
〇山崎康晃
〇山岡泰輔
〇高橋礼
〇今永昇太
〇松井裕樹
実は、ここで挙げた選手たちは「2023年時点で30歳以下の選手」となります。
現在30歳を超えている選手は、WBCの開催が延期されることによりどうしても身体的な衰えも出てくるため、その点が不利に働いてしまうためです。
たとえば、2019年のプレミア12で野球日本代表に選ばれていた「岸孝之」や「大竹寛」「松田宣浩」などは、2023年には40近い年齢となってしまいます。
ほかにも、2023年時点で34歳となる「坂本勇人」や「丸佳浩」はまだ間に合うかもしれませんが、これが2025年開催となると中々厳しくなりそうです。
逆に、現在30歳でセカンドの守備力が飛びぬけている「菊池涼介」などは、脂ののったプレーで日本代表を助けてくれることを期待できそうです。
メジャー組の参戦はあるのか?
WBCが開催されるたびにファンが期待するのは、「メジャー組は参戦するのか?」という点です。
今では、メジャーリーグで活躍する選手も多く存在し、これらの選手が日本代表として参戦してくれれば、代表レベルの底上げに一役買ってくれるでしょう。
ですが、近年の国際大会では、多くのメジャー組が参戦を回避する傾向がみられるため、過度な期待はできません。
そもそも、MLBはWBCの優先順位をリーグよりも下位に置いており、多くの球団が所属選手がWBCに参戦することをよく思わないのです。
また、シーズンの調整を優先しWBC参戦を断念する選手も少なくないため、WBC自体の価値を上げることができなければ、今後はさらにメジャーリーグで活躍する選手がWBCへの参戦を回避する可能性が高まることが予想されます。
次回大会では、国内組とメジャー組の豪華なラインナップで、WBCで戦う日本代表の姿を拝見できることを期待したいところです。